緑内障
低侵襲緑内障手術 MIGS
(Minimally Invasive Glaucoma Surgery)
iStent inject W

この緑内障治療は白内障手術の際の小さな切り口から1㎜程のチューブ状の器具(チタン製医療器具としては世界最小)を線維柱帯に埋め込むことで滞った房水の流れをチューブに通してスムーズにし眼圧を下げるのが目的です。この製品は日本国内でも2017年から保険適応(白内障手術との同時手術)となり既に臨床的にも安全性と有効性が確認されております。
Hydrus®緑内障マイクロステント

Hydrus®緑内障マイクロステントは、柔軟性が高く生体適合性が証明されている、長さ8㎜(睫毛と同じ)の低侵襲緑内障手術(MIGS)デバイスです。線維柱帯に挿入し、房水の流出路の拡張、流出促進を促し眼圧を下げることを目的とします。
このような手術を行うことで緑内障の進行を抑制することが期待でき、更にはこれまで使用していた緑内障点眼薬の数も減らせる可能性があります。なおMRIの種類によっては、まれに不適となる場合がありますので、MRIを受ける場合は医師に「眼には小さな器具が入っている」ことをお伝えください。
合併症:感染症、結膜下出血、前房出血、一時的な眼圧上昇、浅前房、脈絡膜剥離、早期の流出路再閉塞など。
手術に起因する合併症を全て把握することは不可能なため本説明書のリスクおよび併発症のリストは完全ではありません。ご不明な点がありましたら主治医にお尋ねください。













