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ロービジョン外来ロービジョン外来

【視覚障害者用舗装具適合判定医】資格医師在任

ロービジョンとは

ロービジョンとは、通常のメガネやコンタクト、手術などの治療では見え方の改善が難しい状態の事を言います。

眼は、物を見る力(視力)や物が見える範囲(視野)など、様々な機能が組み合わさることで見ることができていますが、眼の組織は1つでも障害されれば見る力は低下します。 先天的または後天的に眼の機能が障害され、見えにくくなり、日常生活に不自由を感じている方はロービジョンであると言えます。

ロービジョン外来の流れ

診察日 月1回 ※予約制
診察室にて医師と相談の上、ロービジョン外来をお申込み下さい。

(受診に際しましては、お手持ちの眼鏡やルーペなどを
全てご持参ください。)

検査・問診

視力検査など必要な検査を行い、日常生活を送る上で不便に感じていることや不安に感じていることをお伺いします。

ロービジョンケアを行います。

補助具の紹介や、福祉サービスのご案内、便利グッズの紹介など、ひとりひとりに合わせたケアを行います。

ロービジョンの補助具

様々な補助具を使用することで、見えにくさをカバーすることができます。

日常生活用具

■拡大読書器

カメラで撮影した映像をモニターに大きく表示し、文字や画像を拡大して見ることができる読書器です。読みたいものの上に置いて使用します。新聞や本など細かい字を読む時に有用です。

据え置き拡大読書器

大:290×200×40mm

小:201×138×29mm(携帯可)

携帯型拡大読書器

■音声時計

ボタンを1つ押すと時刻や日付などを音声で読み上げます。

置き型タイプ

キーホルダータイプ

■タイポスコープ

黒いプラスチックシートに行幅くらいの細長い窓を空けたもので、その窓に文字をいれて読んだり書いたりします。これを使うことで前後の行が隠れて読みやすくなり、書くときにははみ出したり曲がったりせず重ね書きを防ぐことができます。はがき・封筒の宛名書き用などさまざまな種類のものがあります。

補装具

■白杖

歩行時に使用します。周囲の歩行者やドライバーに知って頂くための視認性・注意喚起、前方の安全確保、路面の状態(段差や点字ブロック)を把握することを目的としています。通常の杖のように体を支えてくれるタイプのものもあります。

折りたたみタイプ

■遮光眼鏡

まぶしさの原因となる光を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すように作られた特殊カラーフィルターレンズの眼鏡です。屋外用に濃い色や屋内用に薄い色もあります。パソコンなどのモニター画面も見やすくなります。まぶしさの程度や使用環境に応じて多くのカラータイプからベストなレンズをご提案致します。

ヴェルジネ
ビューナル
クリップオン

その他の補助具

■ルーペ(拡大鏡)

物や字を拡大して見るために使用します。手持ちタイプ、眼鏡タイプ、LEDタイプ等さまざまな種類のものがあります。用途に合わせて必要な倍率などもご案内させて頂きます。

■暗所視支援眼鏡

暗所や夜間の環境下で、より明るい視界を得られます。カメラで捉えたわずかな光を増幅して鮮明な映像として投射します。暗い場所が見えにくい方や視野が狭く行動に制限が生じ日常生活が不自由になっている方に有用です。(歩行には訓練が必要です)

身体障害者手帳をお持ちの方は
公費で購入できる補助具もありますのでお問い合わせください。
(一部自己負担あり。)

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